🎯 AIコマンド実践活用講座

Claude Code・Gemini CLI のコマンドを「いつ・どう使うか」
実際の作業フローで活かすための実践ガイド

📌 こんな人におすすめ

  • ✅ Claude Code や Gemini CLI は使い始めた
  • ✅ コマンドの一覧は見たことあるけど、どう活用すればいいか分からない
  • ✅ 「/compact って何?いつ使うの?」と思っている

第1章:コマンドの種類を理解しよう

AIツールのコマンドには大きく分けて4つの種類があります。

1. 起動コマンド(ターミナルで打つ)

claude
claude "質問内容"
claude -c

→ AIツールを起動する時に使う

2. スラッシュコマンド(対話中に使う)

/help
/compact
/memory

→ AIと会話している最中に使う特殊コマンド

3. 特殊記法(入力の中で使う)

@ファイル名 (Gemini)
!{コマンド} (Gemini)

→ 会話の文章の中に混ぜて使う記号

4. オプションフラグ(起動時に付ける)

claude -p "質問"
--model sonnet
--permission-mode plan

→ 起動コマンドに付けて動作を変更

💡 ポイント

この講座では主に「スラッシュコマンド」と「特殊記法」に焦点を当てます。 これらを使いこなすことで、作業効率が劇的に向上します。

第2章:よく使う基本コマンド

「これだけは覚えておくべき」基本コマンドを紹介します。

/help必須

📖 使えるコマンド一覧を表示

迷ったらまずこれ。今使えるコマンドが全部出てきます。

使うタイミング:

  • 「あのコマンド何だっけ?」と思った時
  • 新しいツールを使い始めた時
/clear頻出

🧹 画面をきれいにする

会話がごちゃごちゃしてきたら、画面をリフレッシュ。

使うタイミング:

  • 長い会話でスクロールが面倒になった時
  • 気分転換したい時
/compact重要

📦 会話を要約して軽くする

長時間作業すると会話が重くなる。それを要約して軽量化。

使うタイミング:

  • AIの返答が遅くなってきた時
  • 1時間以上同じ会話を続けている時
  • 「コンテキストが長すぎます」エラーが出た時

💡 Tip: 要約メモを付けられます → /compact ログイン機能完成

/memory便利

🧠 プロジェクトのルールを覚えさせる

「このプロジェクトではこうする」というルールをAIに記憶させます。

何を覚えさせる?:

  • 「インデントはスペース2つ」
  • 「関数名はキャメルケース」
  • 「コメントは日本語で書く」
  • 「Supabase を使っている」

💡 効果: 毎回「このプロジェクトでは〜」と説明しなくてOK!

第3章:作業効率を上げるコマンド

慣れてきたら使いたい、作業スピードが上がる中級コマンド。

🔄 会話を続ける系

claude -c

直前の会話の続きから再開

/chat saveGemini

今の会話を保存して後で再開

📁 ファイル操作系

@ファイル名Gemini

ファイル内容を自動で読み込む

!{cmd}Gemini

コマンド実行結果をAIに渡す

🎨 表示・設定系

/model

使うAIモデルを切り替え

/statsGemini

トークン使用量を確認

🔧 やり直し系

/restoreGemini

AIの操作を元に戻す

/review

変更点をレビュー